囲碁について



囲碁とは?

囲碁とは、宇宙である

陣地を取って遊ぶボードゲームです。

基本的に二人で行うゲームです。

先手が黒い石、後手が白い石を使います。

詳しいルールはこちらの動画をご覧ください

囲碁のルール説明動画



内容

普通「19路盤」と呼ばれる19×19の盤を使ってゲームをおこないます。

初心者用の「13路盤」「9路盤」といった小型の盤もあります。

それぞれの盤面の違い

19路盤は基本的なルールでやり方に大差はありません。

13路盤は19路より若干小さいので死活や手筋がかなり重要になってきます。

9路盤は主に死活のみで行う感じです。

基本ルール

基本となるルール自体はとても単純だが、非常に複雑で奥深いゲーム性をもちます。

自由度が高く、終局の条件が「互いの陣地が確定したら終わり」と

他のボードゲームに比べるとやや曖昧なため、初心者がとっつきにくい面もあります。

無料で囲碁を打てるサイトやアプリもいろいろあります。

囲碁の面白さにハマること請け合いです。

詳しいルールはこちらの動画をご覧ください

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歴史

歴史は古く、中国・春秋時代の文献にも記載があるようです。

日本への伝来も古く奈良時代以前から打たれていたようであり、

以来日本の伝統文化として大発展を遂げたとのこと。

上流階級のある種の必須教養として、

また庶民の娯楽として、長く日本人の国民的ゲームであったようです。

ルール自体は単純なため、

基本となる部分は変わらずに今日まで続いています。

平安貴族や戦国武将、

明治の偉人達から、

イチローやビル・ゲイツに至るまで、

囲碁を愛好した偉人は数知れないね。

囲碁用語

囲碁には多くの専門用語があります。

囲碁を難しく感じる要因のひとつかもしれないが、

それだけ奥深いゲームということです。

「布石」「定石」「活路」「一目置く」など、

もとは囲碁用語であったのが
一般にも使われるようになったものも多くそんざいします。

かつては日本の囲碁界が圧倒的に世界一であり、

世界普及にも先んじて参入したため、

日本の囲碁用語がそのまま使われる例が多いようです。

例えば囲碁そのものも英語では普通「Go」と呼ばれます。

詳しいルールはこちらの動画をご覧ください

囲碁のルール説明動画

ルール・テクニック系

ダメ(駄目)
プレイしていく中で、自分にも相手にも得にならない(目にならない)着手点が発生する。

これを「無駄な目」、略して駄目(ダメ)と呼ばれる。

もとは囲碁用語であったものが一般にも使われるようになった例の一つである。

囲碁用語として英語に訳す場合、neutral point 又は単にdameで通じる。

整地前にダメを埋めるのがマナー。

なお現行の日本のルールでは、
ルールを厳密に解釈すると、ダメを埋めないと自分の地を損するようになっている。

なお「ダメ」という単語は、「石に隣接する空いた点(=ダメがなくなると取られる)」という意味もあるので、文脈から判断されたい。

コウ
コウの解説右の図のような形に石が並んでいて、
両者とも同じ形を繰り返すことが可能な状態のこと。

お互いこの形を打ち続けると勝負が進まないので、
「即座に(次の手で)元の盤面に戻す」ことは禁止、
というルールになっている(一手空けていれば戻してもよい)。

将棋でいう千日手を制限するルール。

入門者の壁その1。
英語でもkoで通じる。

セキ
戦いの結果、
お互いにそれ以上攻められない
(先に石を打ったほうが損する)状態のこと。

入門者の壁その2。
英語でもsekiで通じる。

整地
陣地の境界線が決定した後、
地合いを数えやすくして勝敗を決めるフェイズ。

ネット碁の場合、コンピュータが自動的に処理を行ってくれる。

入門者の壁その3。
ここまで分かれば囲碁は打てる。

コミ
囲碁は先手(黒)が有利なので、
公平な状態にするために適用されるハンデ。

現在の日本では白番に6.5目を与えるのが一般的である。

中国では7.5目(ただし日本ルールでいうところの7.5目とは意味が違う。

1939年の本因坊戦で本格的に4.5目のコミが導入された。

なお、盤が9路でも13路でもコミの価値は同じとされている。

英語でもkomi。

隅の曲がり四目(すみのまがりしもく)

英語ではcorner bent fourと表現されてます。

通常、L字型の4目の地(陣地)があれば生きになるのだが、
碁盤の隅のL字型の4目の地はコウのルールのために例外的に生きられないケースがある。

そのため例えば、
「白は黒を隅のL字型の4目に追い込むことができるが、
黒からは手が出しようのない場合、黒の死活は?」

ということが問題になる。

かつての日本の公式ルールでは、

単純にルールを適用するだけでは死活が判断できなかったため、

終局処理で特別に死に扱いされていた。

現在ではルール改訂の結果、

ルールをちゃんと適用すれば死にと判断できるようになってはいるが、

それでも初心者には理解が大変であろう。

入門書では触れないことが多い。

このルールが適用されるのは100局に1回あるかないかなので、

無理に知る必要もない。

ただし、「隅の曲がり四目になるのを回避する」手が打たれることはあるため、

この形が死にということは知っておいてよいだろう。

囲碁の参考動画

詳しいルールはこちらの動画をご覧ください

囲碁のルール説明動画

こんなのがあります。

1月17日追記



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