野狐囲碁のレーティングルール



野狐囲碁ではちょっと変わったレーティングルールが存在します。

そちらをデータ別に見てみましょう。



野狐囲碁のレーティングルール

↓右クリックして「名前をつけて保存」をオススメします。

星取表の右側にある「レーティングルール」
カーソルを置くと見ることができます。
ただし表示したままにはできないようなので、
下の表を参考にしてください。

 

割合は、その級の昇級に必要な勝率を表しています。

割合が高いほど上がりにくいです。

また降級の方は、
割合が高いほど下がりにくいことを意味しています。

割合は多少前後していますが、
全体的に見ると2桁級より1桁級
1桁級より段位の方が上がりにくく、
かつ下がりやすくなっていることが分かります。

しかし細かく見ると、
2桁級は10級に近づくまでむしろ上がりやすくなり、
また5級から3級も若干上がりやすくなっているようです。
これは野狐囲碁の大きな特徴だと言えるでしょう。
初期登録で10級5級をオススメした理由は、
単にキリが良いだけでなく、
10→9 5→4は特に上がりやすくなっているからです。

がんばって昇級の喜びを味わってください。



補足、画像が見れない人用のレーティング表(スマホ用)

野狐囲碁 基本対局数 1昇級 割合 2昇級 割合 1降級 割合 2降級 割合
18k 10 6 60% 8 80%
17k 10 6 60% 8 80% 7 70%
16k 10 6 60% 8 80% 7 70% 9 90%
15k 12 7 58% 10 83% 8 67% 10 83%
14k 12 7 58% 10 83% 8 67% 10 83%
13k 12 7 58% 10 83% 8 67% 10 83%
12k 14 8 57% 12 86% 10 71% 12 86%
11k 14 8 57% 12 86% 10 71% 12 86%
10k 14 8 57% 12 86% 10 71% 12 86%
9k 16 10 63% 14 88% 11 69% 14 88%
8k 16 10 63% 14 88% 11 69% 14 88%
7k 16 10 63% 14 88% 11 69% 14 88%
6k 16 10 63% 14 88% 11 69% 14 88%
5k 18 11 61% 15 83% 12 67% 16 89%
4k 18 11 61% 15 83% 12 67% 16 89%
3k 18 11 61% 15 83% 12 67% 16 89%
2k 19 12 63% 16 84% 13 68% 17 90%
1k 19 12 63% 16 84% 13 68% 17 90%
1d 19 12 63% 16 84% 13 68% 17 90%
2d 19 12 63% 16 84% 13 68% 17 90%
3d 20 14 70% 18 90% 13 65% 17 85%
4d 20 14 70% 18 90% 13 65% 17 85%
5d 20 15 75% 20 100% 13 65% 17 85%
6d 20 15 75% 20 100% 13 65% 17 85%
7d 20 15 75% 20 100% 13 65% 17 85%
8d 20 15 75% 13 65% 17 85%
9d 20 13 65% 17 85%

参考 野狐囲碁と東洋囲碁の違い

東洋囲碁と野狐囲碁の昇級表の比較比較

  基準対局数 1昇級(割合) 2昇級(割合) 1降級(割合) 2降級(割合) 備考
東洋18級 10局 6勝(60%) 8勝(80%) 7負(70%)    
野狐18級 10局 6勝(60%) 8勝(80%) 7負(70%)    
東洋10級 15局 10勝(67%) 14勝(93%) 11負(73%) 14勝(93%) 東洋5級も同じ
野狐10級 14局 8勝(57%) 12勝(86%) 10負(71%)
12負(86%)
 
野狐5級 18局 11勝(61%) 15勝(83%) 12負(67%)
16負(89%)
 
東洋初段 20局 14勝(70%) 18勝(90%) 14負(70%)
18負(90%)
 
野狐初段 19局 12勝(63%) 17勝(90%) 13負(68%)
17負(90%)
 
東洋5段 20局 15勝(75%) 20勝(100%) 13負(70%)
17負(90%)
 
野狐5段 20局 15勝(75%) 20勝(100%) 13負(68%)
17負(90%)
 

上がりやすさもあるけど・・・・?

野狐囲碁は、
東洋囲碁のレーティング基準の緩和を
目的に作られたと聞きます。

(定かではないですが)

比べてみると、
特に1桁級から2段までの上がりやすさ
改善されていることが分かります。

もちろん、良いことばかりではありません。

野狐囲碁は、昇級基準が若干緩い代わりに、
基本対局数と求められる勝数が多めに設定されています。

その分たくさんの対局をしなければいけないので、
初段になるまでの時間はそれほど違わないかもしれません。

また、逆に降級基準については、
野狐囲碁の方が若干落ちやすい傾向にあります。

そのため、戦績を詳しく遡って見ると、
初段に上がった人が5級まで
落ちてきているようなこともしばしばあります。

上がりやすく、落ちやすい対局サイトであることを
理解して楽しむようにしましょう。

なお、3段より上の基準はほぼ同じなので、
高段者の強さはどちらも変わりません。
目指せ野狐10段!
(9段かつ公式戦準優勝以上経験者に20戦18勝以上・・・無理!





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